Internet Explorer: Microsoft Surface RT 国内発売 32GB版 4万9800円

2013年3月1日金曜日

Microsoft Surface RT 国内発売 32GB版 4万9800円

Microsoft Surface for Windows RT pricing now official: tablet
 starts at $499, keyboard not included
先週あたりからの屋外ティーザー広告でほのめかされていたとおり、マイクロソフトは独自のタブレットPC 『Surface』を日本国内で今月発売します。
Surface はマイクロソフトが「Windows のための究極のステージ」と位置づけ、ソフトとハードの緊密な統合を眼目に、みずからハードウェアの設計・製法まで手がけたタブレット。
Surface にはインテル Core プロセッサ / Windows 8 Pro 構成の Surface Pro と、Tegra 3 プロセッサ / Windows RT の Surface RT の2種類が存在しますが、今月後半の国内投入が発表されたのは後者の RT 版です。

追記:日本マイクロソフトから発表がありました。
Surface RT は 3月15日発売、32GBモデル4万9800円。 追記: マイクロソフトが Surface RT タブレットの国内販売について詳細を発表しました。まず既報のとおり、Surface Pro (Core i5 / Windows 8 Pro) 版の国内販売は見送り。Tegra 3プロセッサにWindows RTの Surface RT のみを 3月15日に発売します。 価格はストレージ32GBモデル(ユーザ領域 約16GB)が 4万9800円、64GBモデル(ユーザ領域 約45GB) が5万7800円。 保護カバーと感圧式キーボードが一体化した Touch Cover は単品 9800円。本体とセットではやや安く、32GBセット 5万7800円、64GBセット6万5800円。カラーはホワイト、ブラック、シアン ブルーのみがラインナップされています。(海外版にあるマゼンタ・レッドはなぜか用意されません)。 カバーと機械式のキーボードの Type Cover は単品1万980円。こちらは「近日発売」予定。 国内版はマイクロソフトストア直販のほか、ビックカメラ(コジマ、ソフマップ)、ヤマダ電機(ベスト電器)、ヨドバシカメラでも販売されます。

マイクロソフト Surface タブレット

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マイクロソフト Surfaceタブレット、Touchカバー実機

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Surface RT の主な仕様は以下の表のとおり。
Core i5 で Windows 8 の Pro のほうとは画面サイズも同じ10.6インチでそっくりに見えますが、RT のほうは画面解像度が 1366 x 768 (Windows 8 / RT のスナップが使える幅)、デジタイザペン入力に対応しないなど、OSとプロセッサ以外にもわりと違います。 
ハードウェア的な特徴は、Surface のために独自に開発したというマグネシウム蒸着製法 VaporMg による筐体。高い剛性と、滑らかで高い質感を両立しています。 
またタッチ式の薄いキーボードとタッチパッドが一体化した Touch Cover 、実キーボードとカバーの Type Cover が専用オプションとして用意されるのも Surface の象徴的な点です。
静電容量式のタッチ画面上に表示されるソフトウェアキーボードは触った瞬間に反応してしまい、指を浮かせたままにする必要がありますが、Touch Cover は感圧式タッチを採用しているため、キーの上に軽く指を置いたまま、実キーボードのように微妙な圧力で入力できます。(実際にキーをカタンと押し込めるわ けではないので、「実キーボードのように」感じるかはまた別の話ですが)。

Surface with Windows RT 仕様一覧
サイズ 10.81 x 6.77 x 0.37 インチ (約 274 x 172 x 9.3mm)
重量 約676g
ディスプレイ 10.6 インチ ワイド(16:9)ClearType HD ディスプレイ (1,366 x 768 ピクセル)5 ポイント マルチタッチ Corning(R) Gorilla(R) Glass 2.0
プロセッサ NVIDIA Tegra 3 モバイル プロセッサ クアッド コア
メモリ 2GB
記憶域 (内蔵フラッシュメモリ) 32 GB* / 64 GB**システム領域として一定の記憶容量を使用。使用可能なユーザー領域は、おおよその参考値として、それぞれ約16GB(32GBモデル)、約 45GB(64GBモデル)。ただし、システム ソフトウェアの更新プログラムやアプリの使用により変動。
カメラと AV機能 720p HD LifeCam x 2 (フロントおよびリア)マイク x 2(ステレオ)ステレオ スピーカー
外部インターフェース USB 2.0 x 1,HD ビデオ出力ポートx 1,microSDXC メモリ カード スロットx 1ヘッドホン ジャックカバー端子
センサー 環境光センサ、加速度計、ジャイロ、電子コンパス
オーディオ デュアルマイク、ステレオスピーカー
ワイヤレス機能 無線LAN(802.11a/b/g/n)準拠 Bluetooth 4.0
OS Windows RT ※Windows ストアから入手できるアプリでのみ動作
搭載Office Office 2013 RT (Word、PowerPoint、Excel、および OneNote)
バッテリ駆動時間 最大約8時間
標準搭載アプリ Office 2013 RT (Word、PowerPoint、Excel、OneNote)、Windows メール およびメッセージング、SkyDrive、Internet Explorer 10、Bing、Xbox ミュージック、Xbox ビデオ、Xbox ゲーム。
保証 1 年間のハードウェア保証90日間無償テクニカル サポート


Surface Pro がいわゆる Ultrabook 相当のフル機能Windows 8 PCであるのに対して、ARMプロセッサでOSも違う Surface RT は「ノートPCの一部機能も併せ持つタブレット」「携帯性と生産性をひとつの美しい製品に融合させた」と表現されています。(Windows RT デバイスには標準でフル機能の Office が付属するため、「some laptop capabilities」はそのあたりを指すものと思われます。) Windows RT については、タグ: Windows RT で関連記事一覧をどうぞ。乱暴にいえば、Windows 8 とルック&フィールを共有して似たような標準アプリセットを備えつつ、追加アプリの導入は Windows Store 限定で、従来の Windows 7 アプリ (デスクトップアプリ)とバイナリ互換性がないOSです。 なおこの3月には、日本と並んでメキシコ、ニュージーランド、ロシア、シンガポール、台湾にも Surface RT の販売地域が拡大します。Surface Pro のほうは今後数か月のあいだに オーストラリア、中国、フランス、ドイツ、香港、ニュージーランド、英国で販売予定ですが、日本はリストに含まれていません(少なくとも今のところ)。ま た日本マイクロソフトは、以前 Surface について「国内では販売するとしても1機種」とコメントしていました。


 

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