電動ドリルで歩くセグウェイ+テオ・ヤンセンな DIY ウォーカー
米国の木工アーティスト イジー・スワン氏が、セグウェイに後ろ足がついたようなウォーカーマシン「ドリルウォーカー」を発表しました。マシンの動力は電動ドリル。人が乗った台車を押して、テオ・ヤンセンのストランドビーストのように歩きます。
警察の許可があればという前置きつきながら、ようやく日本でもこの7月から公道でセグウェイに乗れるようになりました。しかし米国ではすでにセグウェイの"一歩先"を行くマシンを作っていました。
このドリルウォーカーは色がシルバーなので金属製のようにも見えますが、主要な部分はすべて木でできています。その製作過程を確認してみると、合板をカットして組み合わせた日曜大工仕様でした。
デウォルト製20V ドリルの回転をその"足"に伝える機構などは、スワン氏によるとやはりオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンが製作した風を動力に歩行する「ストランドビーストを参考にした」としています。
ドリルウォーカーは電動ドリルを動力にしているため、そのバッテリーが切れると歩くのをやめてしまいます。フル充電の場合の歩行距離はだいたい1.6km(1マイル)ぐらい。最大積載量は170kgほどなので、かなり巨体のスワン氏が乗っても力強く歩きます。ただ、「もし子供が一人で乗ったら、軽いからかなり早歩きになる」そうです。
ちなみに、スワン氏は Facebook や YouTube チャンネルで彼のこれまでのさまざまな木工製作やその製作過程などを紹介しています。電動ドリルシリーズとしては6月にもドリル草刈機を公開していました。
また数ある作品の中でも、下に掲載した「Eizzy Folding Table」はバーベキューやキャンプの際にぜひ持っていきたい逸品。パラソルも立てられるこのテーブル、完成品の販売はしていないものの、スワン氏のウェブサイト Think Woodworks からその設計図を約10ドルで購入できます。
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