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2013年5月2日木曜日

MiLi Power King HB-P18



約4時間で急速充電できる18000mAhのモバイルバッテリー「MiLi Power King」
MiLi Power Kingは、3.7V 1万8000mAhの“超”大容量を実現した急速充電対応のモバイルバッテリー。一回の充電で、スマホ8回分の充電に相当。最大出力は3.5Aで、iPadおよびiPhone全機種(iPhone 5とiPad miniへの充電にはアップル純正ケーブルを使用)に加えて、microUSB端子を備えたUSBケーブルを利用して各社スマートフォンの充電が可能。さらに9種類のノートPC用端子が付属しており、多様なノートPCの充電が行えます。
そのほか、大容量ながら約4時間で急速充電できるのも特徴となっており、本体サイズは209(幅)×21(高さ)×90(奥行き)ミリで、重量は約470グラム。





MiLi Power king

2013年5月1日水曜日

「狂気の啓示」ランボルギーニ50年の潮流:ギャラリー

今回はランボルギーニ50年の歴史のなかから、もっともインスピレーションに富んだ稀有な自動車の数々 を、写真とともに紹介する。



TEXT BY DAMON LAVRINC
ALL PHOTOS COURTESY OF LAMBORGHINI
TRANSLATION BY WATARU NAKAMURA

WIRED NEWS (ENGLISH)



フェルッチオ・ランボルギーニ
350 GVT(350 GT)- 1963年
ミウラ S – 1966年
ランボルギーニ・ウラッコ – 1973年
カウンタック – 1971年
ランボルギーニ・シルエット – 1976年
ランボルギーニ・ジャルパ – 1981年
ランボルギーニ・LM002 – 1986年
ランボルギーニ・ディアブロ – 1990年
ランボルギーニ・ムルシエラゴ – 2001年
ランボルギーニ・ガヤルド – 2003年
ランボルギーニ・アヴェンタドール – 2011年


高性能スポーツカーのメーカーとして知られるランボルギーニが最初につくった製品は、実は優れた農業用トラクターで あった。

創業者のフェルッチオ・ランボルギーニは、満ち足りることを知らない男だった。事業で成功を収めた彼は多くのフェラーリを所有するようになったが、フェラーリのやかましさや無駄な部分、荒削りな点に不満を抱いていた。そこでフェルッチオは、エンツォ・フェラーリに改善すべき点を伝えることにした。だが、エンツォはこの進言を真面目に受けとらなかった。フェラーリ氏から軽くあしらわれたフェルッチオは、自らスポーツカーの開発に乗り出すことを決意した。

ランボルギーニはイタリアの美学を代表し、完璧な自動車を目指すフェルッチオのヴィジョンを体現するものとして開発された。そして創業から50年を経た今でも、同社は理想の自動車の開発に日々邁進している。

この試みは、これまで常に成功してきたというわけではないが、ランボルギーニで開発された自動車が人々の感情を刺激しなかったことはない。ランボルギーニの自動車が好きかどうかに関係なく、人々は常に何らかの感情を抱いた。それはフェルッチオが求めたものだった。

ランボルギーニのクルマからは、フェラーリのそれとは異なるオーラが発せられている。ランボルギーニが自動車レースに参戦していないことも関係があるかもしれない。とはいえ、自動車業界でランボルギーニが特別な存在であることは間違いない。

今回はそんなランボルギーニの50年の歴史のなかから、もっともインスピレーションに富んだ稀有な自動車の数々を、写真とともに紹介する。



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INTERVIEW|Fancy Japan代表・矢田公作氏

ガガもビーバーも夢中!? 新サービス「Fancy」をご存知か?


2012年にアメリカで設立されたオンラインサービス「Fancy(ファンシー)」。レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ビル・ゲイツなど、その愛 用者には錚々たる顔ぶれが並ぶ。果たして“ソーシャルコマース”という言葉で語られるそのサービスの内容とは? そして第二の市場として日本に注目した理 由とは? 「Fancy Japan」代表の矢田公作氏に話を聞いた。

 

“クール”な商品であればなんでもOK

今年2月 「Fancy」なるアメリカ発の新サービスが上陸した。「Facebook」や「Twitter」に代表されるSNSの機能(=ソーシャルメディア)と、 オンラインショッピングの機能(=Eコマース)を組み合わせた、“ソーシャルコマース”を提供するウェブサイトだ。なかを覗いてみると、俳優のアシュト ン・カッチャーやミュージシャンのピンクといった著名なセレブリティや目利きによって選び抜かれた商品が、美しい写真とともに並んでいる。

シンプルでクリーンなデザインは、写真共有サービスの「Pinterest」や「Instagram」をおもわせる。実際サイトの90%を占めるのは文字 ではなく写真。ブランド名やアイテム名、価格(購入できる商品のみ)など必要最低限の文字が添えられているだけで、商品の魅力を伝えている一番の“営業マ ン”は写真である。ファッションアイテムから家具、ガジェットまで、「品質にもデザイン性にも優れた“クール”な商品」であれば「なんでもOK」(矢田 氏)なんだとか。「いいね!」や「Like」ボタンと同様、気になった商品に「Fancyする」ボタンを押すと、その情報が共有されるという仕組みだ。 



INTERVIEW|Fancy Japan代表・矢田公作氏インタビュー 02


日本への本格進出を決めたワケ

昨年設立されたばかりにもかかわらず、ユーザー数は300万人を超え、アップルとグーグルの両者から「BEST APP」に選出されたという注目のサービス。すでに本国のサイトでは、日本語を含めて30の言語に対応している。言語面でのユーザーサポートはバッチリ だ。にもかかわらず、今回「Fancy Japan」を立ち上げ、日本への本格進出を決めたのは、なにか特別な理由があったのだろうか?

「理由は主にふたつあります。ひとつ目は日本が美しいデザインの宝庫であるということ。消費者も商品の善し悪しを見極める確かな目を持っています。これは 日本が世界に誇れる“天然資源”と言えるでしょう。将来的にはFancy Japanのサイトを通じて、日本の優れた商品を世界に発信していきたいと考えています。

そしてふたつ目は、スマートフォンやタブレットなど、携帯情報端末の普及率が高いこと。Fancyはウェブサイトからスタートしましたが、いまやユーザー のほとんどはアプリケーションを使ってアクセスしています。日本の消費者は、そうした端末で商品を購入することにも慣れているので、Fancyととても相 性がいいとおもいました」

CEOジョセフ・アインホーン氏との出会い

ハーバード大学を卒業後、金融関係の仕事に就くつもりで来日した矢田氏。だが運命のいたずらとも言うべきか、たまたま出会ったバスケットボールチームの コーチにスカウトされ、2年間プロバスケの世界に身を投じることになる。その後、実業家に転身した彼は、Fancyの設立に携わっていた大学時代の友人を 通して、CEOのジョセフ・アインホーン氏と出会い、Fancyの今後について意見を交わすようになっていく。

「バスケを引退した後は、日本でEコマースの事業をはじめるつもりでいました。準備のためにいろいろなウェブサイトを見て回りましたが、Fancyの勢い は飛び抜けていました。見た目に楽しくて、実用性も兼ね備えている。これまでにないビジネスモデルが現れたとおもいました。実際にジョセフと会って話して みると、目指している先がおなじだったんです。そこから『手を組もう』となったのはごく自然な流れでしたね」

個人の行為から、モノを通して会話が生まれる場所へ

ふたりが見据える未来。それは「オンラインショッピング=パソコンと睨めっこしながらする個人の行為」という構図を変えること。そこにしか商品がないか ら、ほかより価格が安いから……そんな理由で人目を避けながらこっそり訪れるのではなく、だれかと一緒に訪れたくなる場所を提供することである。

「ジョセフといつも話しているのは『オンラインショッピングを楽しくしたい』ということ。お店を歩き回って、気になったものを手にするのとおなじ感覚で、 スマートフォンやパソコンの画面をスクロールしながら、気になったものを『Fancyする』。それを見た友達が『それあんまりだね』『◯◯君にいいかも』 とか、いろいろ突っ込みを入れる。モノを通して会話が生まれるわけです。それこそが、ぼくたちの目指す“ソーシャルなショッピング体験”なんです」

INTERVIEW|Fancy Japan代表・矢田公作氏インタビュー 04
矢田公作|YADA Kosaku
Fancy Japan代表。1984年アメリカ合衆国・オレゴン州生まれ。日系3世の母親と米国人の父親を持つ。ハーバード大学卒業後に来日。プロのバスケットボー ル選手として活躍した後、実業家に転身。2013年2月にFancy Japanをスタートさせた。3月にはm-floのVERBALをキュレーターに起用した“福袋”こと「Fancy Box」を発売。矢田氏は「これを機に、日本発の商品を充実させていきたい」と話す。

Fancy
http://www.thefancy.com/