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2013年3月5日火曜日

Chromebook Pixel VS Surface Pro VS MacBook Air

Chromebook PixelをSurface Pro、MacBook Airと比較する

これまでGoogleは必ずしもハードウェアであっと言わせる会社ではなかったが、今日発表したChromebook Pixel ― これは史上最高のルックスをもつノートパソコンかもしれない ― によって、イメージはくつがえされるかもしれない。 とはいえ、たとえあなたがGoogle初のノートPCに大枚をはたくのを躊躇しているとしても責められない。ましてやよりによって Chromebookである。そこで本稿では、Chromebook Pixelをパソコン界きってのライバル2機種、現行のApple 13インチ MacBook AirおよびMicroosft Surface Proと比較する前哨戦を行う。

  Google Chromebook Pixel comparison

*価格とスペックを同程度にして比較をするために、MacBook Airは基本モデルを、Surface Proはストレージをアップグレードしたものを使用した。

vs 13インチ MacBook Air

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13インチMac Book Air基本モデルと比べると、GoogleのPixelには数多くの類似点がある。ほぼ同じ価格帯ではあるが、実際にはWiFiのみ、WiFi+LTEモ デルがそれぞれ1299ドル、1449ドルと、OS X塔載ウルトラポータブル機よりも高くなる。Pixelの何がこの価格差に見合うのだろうか。13インチ近いディスプレイの密度は239 ppiと高い。さらにこの画面はタッチ対応で、これはAppleにない部分だ。しかし、タッチ式入力に「最適化されている」と言われているものの、 ChromeOSでどのようにタッチが使われるかをこれまでGoogleは示していない。 Chromebook Pixelがライバルに劣っているもう一つの点は内蔵ストレージだ。WiFiモデルが32GB、LTE版が64GBと、MacBook Airの128GBに比べていかにも少ない。LTEは嬉しいけれど、ホットスポットやモデムの普及を考えると、オフラインで利用できるストレージが増える ことの方が重要だ。 Chromebook Pixeは、まさしくMacBook Airと同じ市場を狙っており、Googleは高級デバイスであることを強調している。しかし、美しい画面を持ってはいるものの、さらに実験的でまだ一般 ユーザーに認められていないないタッチ対応版OSを塔載していることから、AirよりもGoogleの野心的新型ノートを選ぶ理由は、おそらく Googleが期待したほど明白ではない。

vs 128GB Surface Pro

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私はChromebook PixelをSurface Proと関連づけて考えずにいられない。こちらもまた、歴史的に自社製コンピューターの製造を封印してきた会社の作った高級コンピューター機器である。両 機の中身の違いは驚くほど大きいが、どちらのデバイスも、新しいハードウェアによって益々後押しされる市場への新たなステップとして見ないわけにはいかな い。 画面サイズと解像度においてはPixelがSurface Proをまちがいなく凌駕しているが(Pixeは12.85インチ、2560 x1700。Surface Proは10.6インチ、1920 x 1080)、付属のスタイラスとWacomデジタイザーを含めタッチサポートはSurface Proが勝っているようだ。同じようなプロセッサーを使っている両機(ただしPixelの方がわずかに速いチップセットを使用しているため有利かもしれな い)に関して、どちらか一方が優れているという判断を下すにはまだ早すぎるが、レビュー機を入手したら再度その点に触れたい。 ここでもPixelのわずか32GBというストレージはつらいかもしれない(LTEモデル代を払った人は64GB)。もちろんテラバイトのクラウド ストレージはステキだが、本気でスピードを求める人たちはSurface ProのSSDとメモリーカードスロットの方を選ぶだろう。 もう一つの大きな問題はChrome OSそのものにある。Chromebookは非常に洗練された小さなマシンでかなりの馬力を内に秘めているが、果たして人々は、消費者コンピューティング を支配する2つの確立された環境の外に存在するコンピューターに1299ドルを払うだろうか。Windows 8はまだ輝く星ではないが、一企業のサイドプロジェクトからは遠い存在だ。

結論は…

AirとSurface Proには、それぞれ優位性があるものの、まだChromebook Pixelを完全に切り捨てるにはまだ早すぎる。それは、Chrome OSにとって絶対必要な弾みをつけるべく、理想的なタイミングで現れた理想的なパソコンなのかもしれないが、今のところGoogleに必要なのは、なぜクラウドに依存したパソコンに1299ドル払わなければならないかを論証することだろう。そう、他の〈何〉よりも。


Chromebook Pixel―Core i5、12.85インチ・タッチスクリーン、1TBのGoogle Driveつきで価格1299ドル

Chromebook Pixel―Core i5、12.85インチ・タッチスクリーン、1TBのGoogle Driveつきで価格1299ドル

Google、Chrome OSノート、Chromebook Pixelを発表―Core i5、12.85インチ・タッチスクリーン、1TBのGoogle Driveつきで価格1299ドル、4月にLTE版も

  P1110538数週間前から噂になっていたGoogleのChromebookの新機種Chromebook Pixelが先ほど発表された











これまでのChromebookとは異なり、Pixelはクラウドのヘビーユーザーをターゲットにしたプレミアム・デバイスで、ハードウェアのスペックは強力だ。モニタは12.85インチ、2560×1700(435万ピクセル10+ 件)、画面比率3:2、CPUは IntelCore i5、それに1TBのGoogle Driveストレージが3年間無料で利用できる。 またGoogleはVerizonと提携して近くLTE内蔵版を発表する。こちらは月100MBの接続とGoGoの機内WiFiサービスが12回分 無料提供される。 Pixelの目玉はなんといっても239ppiの高密度スクリーンだ。 これはMacbook ProのRetinaディスプレイの220ppiをわずかだが上回る。Googleは「ノートパソコンで世界最高のピクセル10+ 件密度を実現した」と誇らしげに語っている。
chromebook_pixel_specs

ベーシック版のWi-Fiモデルの価格はアメリカで1299ドル、イギリスで1049ポンドだ。PixelはすでにGoogle Play で購入可能になっている。また明日の朝にはアメリカでは一部のBest Buy、英国ではCurrys PC Worldの店頭にも並ぶ予定だ。LTE版は1449ドルでアメリカでは4月発売予定。Wi-Fi版はフラッシュドライブが32GBだ が、LTE版は64GBに強化される。 GoogleはOEM先を明らかにしなかったが、台湾で組み立てられたと述べている。 今日、サンフランシスコで行われたプレスイベントでGoogleの副社長、Sundar Pichaiは「ハードウェアはすばらしいと思う。われわれはクラウドの住人であるようなパワーユーザー向けのデバイスを作りたかった。今やラウドにすべてを依存しているユーザーが存在する。そういう人たちにとってPixelは完璧なノートパソコンだ」と述べた。
P1110533 Pixelを最初に開いたユーザーがまず驚くのは画素密度の高さと同時に、横3、縦2という異例な画面比率だろう。Pichaiによれば、 Googleはユーザーがこのデバイスをどのように利用するかを検討し、ウェブのコンテンツは依然として水平方向に表示されることが多いところから通常の 16:10ではなく、3:2に決定したのだという。 タッチスクリーンには0.55mm厚のゴリラガラスが直接融着してある。Googleはこのスクリーンはスムーズに反応し画質も極めて高いとしてい る。私が実際に触ってみたところ誇張ではないとわかった。AppleのRetinaディスプレイに十分匹敵する。 Googleは「Pixelはハイエンド機だ」と強調した(その点は価格を見ただけでもわかる)。スクリーンの開閉は高級車のドアのようだし、アル ミのボディーの角はスムーズに丸められて抱えたときの感触をよくしている。Googleはあらゆる面で機能の高度化を進めている。たとえば第3のマイクが 装備されていて、周囲の雑音と同時にユーザー自身がキーボードを打つときに立てる音をキャンセルするようになっている(Pixelにはハングアウトその他 のビデオチャット用に720pのウェブカムが装備されている)。

  chromebook_pixel

しかしPichaiは「このデバイスはパワーユーザー向けだが、Chromebookのコンセプトは変わらない」と強調した。 またChromeブラウザ自体もタッチ操作のために最適化されている。たとえばメニューも指でクリックしやすいように大きくされている。 Pichaiは「近いうちにあらゆるノートパソコンにタッチスクリーンが搭載されることになると思う」と述べた。 Macbook Airとの差を尋ねられて、Pichaiは「Pixelのスクリーンの方が解像度が高いうえにタッチスクリーンを備えている。Appleには、特に12イ ンチ・クラスにはこうした機能を備えた製品はない」と述べた。 Pixelの価格に市場がどう反応するかは不明だが、Chromebookとして最高の出来栄えであることは間違いない。 ハードウェアはスペックも細部の仕上げも非常に高度だ。しかし1299ドルという価格では、Appleのノート、あるいはウルトラブックを選ぶユーザーも 多いだろう。



 以下にハードウェアのスペックを掲げておく。
  Pixel_back_angle_white

INPUTS
Gorilla® Glass multi-touch screen Backlit Chrome keyboard Fully clickable, etched-glass touchpad HD Webcam
SCREEN
12.85″ display with a 3:2 aspect ratio 2560 x 1700, at 239 PPI 400 nit screen178° extra-wide viewing angle
DIMENSIONS
297.7 x 224.6 x 16.2 mm
3.35lb / 1.52kg
PORTS
2 x USB 2.0 mini-display port 2-in-1 card reader supporting: SD, MMC
INNARDS
Intel® Core™ i5 processor (Dual Core 1.8GHz) Intel® HD Graphics 4000 (Integrated)
4 GB DDR3 RAM
32 GB solid state drive (64 GB for LTE model)
AUDIO
Headphone/microphone jack Built-in microphone array Integrated DSP for noise cancellationPowerful speakers tuned for clarity
INDUSTRIAL DESIGN
Active cooling with no visible vents Machined from anodized aluminum
ENERGY STAR® certified
BATTERY
Up to 5 hours of active use (59 Wh battery)
NETWORK
Dual-band WiFi 802.11 a/b/g/n 2×2 Bluetooth® 3.0
GOODIES
One terabyte of Google Drive cloud storage, free for 3 years 1
2 free sessions of GoGo® Inflight Internet
100 MB/month for 2 years of mobile broadband from Verizon Wireless (LTE model). Carrier terms and conditions apply.


Chromebook PixelをSurface Pro、MacBook Airと比較する