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2014年7月31日木曜日

「Braava ブラーバ」|iRobot


iRobotの雑巾がけロボ「ブラーバ」。日本はすでに売り切れ予約待ち




ペットフード協会が主催するペット関連の展示会「インターペット 人とペットの豊かな暮らしフェア」に、ロボット掃除機 ルンバ で知られるiRobotが雑巾がけロボット「ブラーバ 380j」をデモンストレーションしていました。

吸引機能のない床ふきロボットとして7月よりiRobotのWebサイトのみで展開しているブラーバ ですが、担当者いわく「当初思っていた以上に好評」だそうで現在売り切れ状態になっています。まずは雑巾がけの動画をご覧下さい。






iRobot Braava 380j












ブラーバ (Braava)の詳細については発表記事にゆずりますが、拭き掃除専用が特徴のロボットです。ゴミを吸い込む機能はなく、底面にクリーニングパッドとクリーニングクロス(布)を装着して利用します。濡れ拭き用のパッドはスチームアイロンのように小さなタンクを搭載しており、タンクに入れた水がじわじわとクロスに染みだして濡れた状態を維持します。

ルンバはランダムに走行しながらゴミを吸い込み、同じ場所を平均4回走行するように設計されています。一方のブラーバは、赤外線通信機器NorthStarが天井に向けて赤外線を照射し、天井からの反射をブラーバ本体の天面が受けて部屋の中の詳細な位置を把握、効率的に掃除する仕組みを採用しています。



から拭きの場合は直線的に動き、雑巾がけの要領で壁にぶつかると反転してすぐ隣のレーンを拭きます。濡れ拭きの場合も同じように直線的に進みますが、ゴシゴシと前後に拭き動きながら走行します。

なお、吸い込み機能がないブラーバはルンバと比較すると非常に静かな印象です。掃除機をかけた後の拭き掃除を想定しているため、ルンバのようなタイマー設定はできません。



会場の担当者は、床を裸足で歩く日本の生活スタイルにブラーバが思いの外受け入れられたと話していました。ペット関連イベントということもあって、来場者からは掃除機をかけただけではペットの毛が掃除しきれず、定期的に水拭きしているといった声も出ていました。

ブラーバは直販サイトのみで7月から販売を開始しましたが、数週間で売り切れ。現在、生産体制が整う8月後半までは予約待ちとなっています。また、iRobotでは好評を受け量販店での販売も検討しています。







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