802.11ac ドラフト対応のギガビット Aterm 発表。メタマテリアル採用アンテナでノイズ低減、IPv6 も対応
NECアクセステクニカが、高速
無線LAN規格 IEEE802.11ac(のドラフト版)に対応するルーター AtermWG 1800HP
を発表しました。規格上の最大速度は、現在普及している 802.11n の 600Mbps を上回る
1.3Gbps。実効スループットでも約751Mbps を謳う製品です。
発売は4月初旬。店頭予想価格は単体で1万9000円前後、イーサネットコンバータセット(中身は AtermWG 1800HP x
2台)が3万5000円前後です。
802.11ac
は5GHz帯のみを使用し、帯域幅を40MHz幅から80MHz幅に拡大、変調方式を 64QAM から4倍の 256QAM に、また MIMO
など既存の技術も組み合わせることで、スループットの向上をはかっています。ちなみに802.11ac 規格の理論最大スループットは
6.9Gbps。
AtermWG 1800HP
の特徴としては、電磁ノイズを抑制する μEBG 技術を世界で初めて採用し、同じく世界初のメタマテリアル(人工媒質)による超小型 μSR
アンテナの採用で、どの方向にも均等に電波を発信できるとしています。
そのほか、スイッチひとつで子機・無線リピーターに切り替わる機能や、 802.11ac
に対応しない機器でも使えるよう2.4GHz帯対応の 802.11 a /b /g /n機能も搭載。こちらは最大450Mbps
での通信が可能。また、市販の無線LAN機器として初の IPv6 ルーター機能を搭載しており、従来 IPv6
トンネル対応アダプタが必要だったフレッツ光ネクストの IPv6 接続サービスにそのままでアクセスが可能です。
そのほかの仕様は WAN側 x1、LAN側 x4ともに
1000BASE-T対応、USB-HDD や DLNA機器に対応する
USB2.0x1。簡単設定機能として、スマートフォンでQRコード読み取るだけで接続設定が完了する「AtermらくらくQRスタート」、無線LAN機
器を自動設定する「らくらく無線スタート」、ルーターの動作モードを自動設定する「らくらくネットスタート」など。
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