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2015年8月27日木曜日

村上春樹 ハルキゲニアの「本当の頭」見つかる。


ハルキゲニアの「本当の頭」見つかる。 新しい復元動画公開 Hallucigenia




ケンブリッジ大の研究者が、古代生物ハルキゲニアの化石からこれまで知られていなかった頭部を発見し、新しい再現図を公開しました。

ハルキゲニアといえば、カンブリア紀のスーパースターグループ「バージェス・モンスターズ」でもアノマロカリスに並ぶ人気メンバー。

電子顕微鏡で化石を精査したところ、頭だと思われてきた大きな丸は体の一部ではなくゴミで、その下から小さな口と2つの眼を備えた細い頭部が見つかりました。




バージェス・モンスターズことバージェス動物群は、カナダのバージェス頁岩から化石として見つかった約5億年前の生物群。20世紀始めの発見時には当時の伝統的な生物進化観から解釈され注目を浴びませんでしたが、1960年代以降に改めて精査された結果、当時知られていた生物のどの分類にも当てはまらない(と思われた)奇怪な動物が多数見つかり古生物学界に衝撃を与えました。

バージェス動物群は著名な進化生物学者スティーブン・ジェイ・グールドのベストセラー著書『ワンダフル・ライフ』 で採り上げられたため、テレビの科学番組で見かけた人も多いかもしれません。一見すると子供の落描きのようにフリーダムでユーモラスな造形はミニフィギュアやぬいぐるみなども作られる人気を保っています。

ハルキゲニアはそのバージェス・モンスターズのなかでも人気の生物。当初は化石のどちらが上で下なのか、どちらが頭なのか尻尾なのか、さらにいえばひとつの生物なのか別の生き物の一部なのかすら分かっておらず、もっとも有名な想像図ではピンのような刺を脚にして、球根のような頭部を備えた姿でした。

今回、ケンブリッジ大のMartin R. Smith 氏による電子顕微鏡を用いた研究では、有名な標本で従来は頭だと思われていた丸い部分は体の一部ではないゴミの影で、その下に本来の細長い頭があることが分かりました。(この「ゴミ」はハルキゲニアが粘土に潰されて飛び出した内蔵の可能性もあるとされており、そうした意味では体の一部かもしれませんが)。

Smith氏によると、ハルキゲニアの「本当の」頭は小さな2つの眼と、小さな円形の口を備えた構造。口のなかと食道には小さな歯が円形に並びます。



古生物学は過去を扱う学問ではありますが、数年おきにモデルチェンジを繰り返すティラノサウルスのように、新たな観察・測定技術の導入や新説により刻々と変わってゆく世界でもあります。



1911年のウォルコットによる解釈から2015年まで、ハルキゲニアの解釈を並べた一覧。

「2015年版ハルキゲニア」が次のワンフェスで買えるかはともかく、テクノロジーの発達が未来予測だけでなく過去さえ書き換えてゆくことが実感できるニュースです。


論文はdoi:10.1038/nature14573
Hallucigenia's head and the pharyngeal armature of early ecdysozoans
(Martin R. Smith & Jean-Bernard Caron, Nature (2015) )


2013年4月5日金曜日

タイトル長い… 村上春樹さん新作に略称募集






村上春樹さん(64)

タイトル長い… 村上春樹さん新作に略称募集これは嘘ニュース です

 今月12日に発売される作家・村上春樹さん(64)の長編小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文芸春秋刊)について、書籍団体「日本出 版連合」は、同作の愛称・略称を募集すると発表した。書店などから「タイトルが長くて覚えられない」という声が多かったため、急遽(きょ)募集する。

出 版社、取次、書店で作る社団法人「日本出版連合」によると、今年2月、村上さんの新作タイトルを『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』と公表 した直後から「長くて覚えられない」という問い合わせが相次いでいた。出版元では村上さんにタイトルの変更を求めたが、本人が認めなかったため原題通りで の出版が決まった。

これを受け、連合では急遽、親しみやすい愛称・略称を公募すると決定。「サン・ジョルディの日 (本の日)」として知られる4月23日に最優秀作を発表す る。またタイトルの考案者には副賞として図書カード2年分を贈る。

内 外からの要請によって決まった今回の公募だが、ある出版関係者は「昨今の出版不況の中、確実にヒットが見込める村上作品の発売を盛り上げる意図もある のでは」と話す。

出版業界に詳しい京都大学文学部の坂本義太夫教授(ノルウェイ文学)は「最近、若者を中心に人気を 集めているライトノベルには、このような長文のタイト ルが多く、人気作品には愛称が付くことも多い。例えば『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』(伏見つかさ)は『俺妹(おれいも)』、『僕は友達が少な い』(平坂読)はひらがな部分を取り出して『はがない』。村上氏の作品も同様のパターンで略称が付くのではないか」としたうえで、「個人的には4文字式の 『しきさい!』が有力だと思う」と予想する。

『1Q84』以来3年ぶりとなる長編小説『をたないつくると、のの』 は12日、文芸春秋から発売予定。価格は1785円(税込み)。





色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上 春樹
文藝春秋 (2013-04-12)
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