カリフォルニア大学サン・ディエゴ校の計算機科学者達が開発した Codespell は、一人称視点の3Dゲームなのですが、その一番の特徴は、プレイすることでJavaプログラミングを身につけられるという点です。
Codespell では、プレイヤーは小動物ノーム(gnome)たちが住む土地にやってきた魔法使いです。ノーム達は過去に魔法を使って生活して いたのですが、今は魔法をうまく使えなくなっています。魔法の呪文はJava言語プログラムで、物体を浮遊させるとか火を起こすといった7 つの手持ちの呪文を使って、ノーム達を助け、火 を消したり川を渡ったりといったクエストを解き、バッヂを獲得するのがゲームの目標です。
ゲームプレイ
3D 世界の岩が燃えていますが、岩オブジェクトというターゲットオブジェクトに対し て onFire()メソッドにfalseを渡す、という呪文を呼ぶプログラムを書き、実行することで、
燃えていた岩の火が消える、という例がデモ動画で紹介されています。
プログラミングの達人を昔からWizard、魔法使 い、といいますが、ここでは、プログラムがそのまま魔法であるような仮想空間を作りこんだ、とい うことですね。
0 件のコメント :
コメントを投稿